ハム先進国のアメリカ、いつの時代でも日本のアマチュア無線家はアメリカ(米国コールサインのPrifixの1つから「W」と縮めているOMが多い、よってこのページでもWと縮めます)のHamにあこがれを抱いているようです。

彼らに抱くイメージは「広大な土地に放送局の送信塔のようなタワーを立て、
HenryLinerを炊いてスーパーパワーで運用する」といったものでしょうか・・勿論、こうしたOMもいるのですが、Wとてその数はHam人口のほんの数パーセントと思われ、ほとんどの局の設備は、日本のHamとあまり変わらない設備で運用している局が多いようです。(さすがにアパマンハムはいないようですが・・)その上、彼らがメインで使うほとんどのリグは日本のメーカのものです。

実際WHamShopに行くとKenwoodYaesuIcomMade in Japanリグの御三家が所狭と売られていています。W製のRigといえば、球式のリニアやQRP機が店の隅で小さくなっているくらいです。つまり、ハードウエアについては完全にJAに軍配が上がるといってもいいと思います。(ただし、ANTは米国製のものが多いですね)、それでも尚、Wがあこがれの対象となっている背景には「免許制度や連盟の運用から、実際に各局がどうQSOをするか、また無線に対する考え方」といったソフトウエアの部分がJAより格段に「先進的でありうまくやっている」からなのでしょう。

はじめにお断りしておきますが、このページでは日本の制度(総務省の免許制度やJARLの運営など)とWの制度を比較はしますが極力どちらの批判も賞賛もしないつもりです。また、当局自身、英語が大の苦手ということもあり、なるべく日本語に噛み砕いて説明していくつもりです。

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取得したFCC免許