３．ＰＥ Ｉ の宿泊施設について ＰＥＩでの宿泊施設は次のように大別できます。（価格はカナダドル） ［１］　大型ホテル ＣＰ系のプリンスエドワードホテルをはじめ、米国のホテルチェーン店がシャーロットタウンのダウンタウンをはじめ立地条件のよいところにあります。旅行代理店を介して日本からも予約でき、部屋も広く設備も充実　しています。オンシーズンはこれらホテルでは日本人ツアー客の御用達と化します。予算的にはピークシーズンで＄１８０（ダブル）位からでしょうか・・ ［２］　Ｂ＆Ｂ Bed & Breakfastの略で朝食付きの民宿のようなものです。個人旅行をする場合はもっともポピュラーな宿となります。数も多くどんな田舎にいっても何がしかの B & Bがあります。多くても１０数部屋、中には一般の住宅の部屋を１部屋あるいは２部屋を貸しているだけというところもあり、朝食はその家のキッチンで頂くという何ともアットホームな雰囲気があります。ここで英語がある程度堪能な人は「宿のおばちゃん」らから更にいい話が聞けると思います。とにかくアイランダー（ＰＥＩの人たち）や他の旅行者と接する機会が一番あります。 安いB & Bではアウトバスといって、共同の風呂・トイレとなっているところもありますので、気になる人は、確認をしましょう。予算的にはピークシーズンで＄４０（ダブル）位でしょうか [３］　ヘリテージイン・クラシックホテル ＰＥＩはカナダ連邦発祥の地であり、また気候が乾燥しているため木材が長持ちするため、１００年近く前の建物が数多く残っています。そうした歴史的な建物や住宅を INN や B & B としているのがヘリテージインあるいはクラシックホテルと呼ばれるものです。 重厚な英国調の家具と調度品、豪華な朝食はＰＥＩに旅行するなら１度はこうした所を体験したいものです。お値段もそれほど高くなく　ピーク時で＄１３０（ダブル）位からです。一部はインターネット上でも予約ができますがＦＡＸが無難でしょう。 私たちが泊まった　ELMWOOD HERITAGE INN ［４］　モーテル レンタカーで島内を回る場合、もっとも効率がよいのがモーテルです。ここでも米国のモーテルチェーン店が数多く見られます。前もって予約は必要ないと思いますが、ピーク時は泊まる日の午後３時位にはモーテルを決めてしまったほうがよいようです。近くのスーパーで食料品を買い込みモーテルで食べるようにすればもっともお金をかけずに旅行ができます。また、B & B 等に比べて部屋が広いのがうれしいところです。 ［５］　コテージ 台所が完備されていて、自炊ができる貸別荘のようなところです。グループや家族で気兼ねなく泊まるにはよいのではないでしょうか。 ４．観光案内所の利用について 個人旅行をする場合、何かとお世話になるのが、「ｉ」こと観光案内所です。ＰＥＩではシャーロットタウンに２ヶ所とキャベンディッシュに１ヶ所の他主要な町・観光スポットに配置されています。シャーロットタウンではWater St.と市庁舎ビルの１階にありますが、Water St. のほうが本局です。ここではＰＥＩの観光スポットの資料が大量に且つ無料で手に入るほか、宿泊施設の予約状況の確認ができます。 これはあき部屋のあるホテルや B & B と電話番号が書いてあるボードがあり、その近くに料金フリーの電話機が設置されているというもので、直接ホテルに電話をかける方式になっています。よってヨーロッパの「ｉ」のように係りの人が電話をかけてくれるわけではなので注意して下さい。よって、すべて無料です。もっとも、「ｉ」の人親切な人が多く、お勧めの宿や予約した場所への行き方などには手軽に応じてくれるので助かります。