この日は、今回のメインイベントと言っていいAskja(アスキャ)ツアーに参加しました。AM8:00集合
のPM8:00解散予定という、12時間の長丁場。 ツアーはN1国道も東進(昨日、通ってきた)、
N88に入り、南下します。途中で、F901に入り、アスキャ山の麓までバスで揺られます。



 ツアーの出発点は、レイキャフリーズの
 「i」(コンビニとガソリンスタンドが併設)

 出発はAM8:00ですが、30分程前
 には、みんな集まっていました。











 何故、4WDを持っているのにツアーに
 参加したか? その理由はこれ、「川を
 渡る必要があるから」

 実際水深1m程の川を、2本わたります。

 結果的には、借りたLandRoverでも渡河
 できそうでしたが、その年の水量や天候
 で水位は大幅に変化するとのこと。







 ツアーのバスです。
 メルセデス製の非常に車高が高いもので
 乗り口が地上から1m位のところにあり
 ます。

 非常時に備えて、携帯電話(こんな山の中
 でも、全線”3本”立ちます)、MCA無線、
 果ては、HF(短波)の無線機まで積んで
 います。







 アポロ計画の際、NASAが月面に降りる
 宇宙飛行士を訓練した場所です。

 地球上でもっとも、月面の状態に近いそ
 うです。











 Herðubreið(ヘイズブレイス山)1682m

 この山を回りこむように進みます。
 その優美な形から、Icelandのクイーンという
 別名があるそうです。

 この辺は、厳しい環境から、以前には流刑
 地として、犯罪者やアウトローが粗末な
 シェルター(といっても、洞窟のようなもの)
 で暮らしていました。






 バスを降り、2Kmほど歩くと、アスキャ湖
 が見えてきました。














 アスキャ湖: ついに到着です
 アイスランドでもっとも、深い湖とのこと
 (220m) 
 透明度も抜群です。











 アスキャ湖横の別のカルデラ


 ロンリープラネットで「世界のベストスイミ
 ングポイント」の一つだそうです。
 水温は25℃ほど (外気温は10℃くらい)


 非常にミネラル分が多く、ドロッとして
 いてにおいをきついです。

 もちろん、シャワーなどありません。





 水着がないのか、一部の人は裸で泳いで
 いました。(女性もいました)














 泳ぐためには、このような崖を登り降り
 しなくてはなりません。
 (80m程の高低差だそうです)












 ツアーガイドのお姉さん

 ツアーの指示・色々な説明はすべて英語で行われ
 ました。彼女も含めて、アイスランド人の英語は
 日本人にもわかりやすい発音です。また、この国の
 ほとんどの方が、英語を話せるらしく、旅行中にコミュ
 ニケーションで困ったことはありませんでした。

 - 覚えている限りでの、お姉さんの説明 -
 1. N1(1号線)の道脇に見える「パイルストーン」の説明。
 これは、平たい石を積み上げた物で、英国でいうマイルス
 トーンと同じ考え方。おもに郵便配達人が、道の
 ない場所を歩く際に使用

 2. 1785年のアスキャ山の大噴火で、アスキャ湖が
 できた。この時、アイスランド東南部の農民が火山灰で
 耕作ができなくなり、カナダ東部に移住。
 結果、今でも両国で親族の交流がある


 3.羊の話。9月か10月のある日に、オートバイを使って山に散った羊を、数日かけて、ミーバトン
 湖近くの集積所に集める。また、羊飼いが使う、質素な小屋が、山のあちこちにある

4. アイスランドのクリスマスの話。 















 道標 F901とF910の分岐点














 F901の道の様子
 
 別の星に来た感じ・・